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ミニマルなメカニカルキーボードKeychron K2を半年間使ったのでレビューする

今まではApple純正のテンキー無しUS配列キーボードをずっと使い続けてきた。 特に大きな不満もなく、またMacbook Proに切り替えた時も配列が同じなのが良かった。 US配列であれば他は特にこだわりも無い自分だが、もし別のキーボードを使ったらどうなるだろうと好奇心が湧いた。 そこで見つけたのがKeychron K2というキーボード。

Keychron K2 Wireless Mechanical Keyboard (Version 2)www.keychron.com

購入時の開封レビューは英語で既に書いたが、日本語ではまだだったので改めて書きたいと思う。 購入して既に半年が経っていて、今も現役で使い続けている。 良いところと悪いところが分かってきたので、それも後半にて言及したい。

ちなみに最近バージョン2が出たらしく、自分はバージョン1である。 バージョン2ではボディーの前面がスリムになり、パームレストが無くても快適に打てるサイズになったとのこと。 他に大きな違いは特に無く、基本は同じなのでこのレビューも参考になると思う。 自分が購入したのは、 RGBバックライトのアルミフレーム製タイプで、値段は $89 だった。 HHKBより安いので、手軽な選択肢と言えるだろう。

開封

ではまずは開封からしていこう。

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開封した直後。キーキャップはデフォルトのまま。

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これを購入した理由の一つは、純正Appleの配列ととても似ているから。 なので慣れるためのコストがとても低い。 そしてデザインがミニマルでとてもかっこいい。 Appleも早く黒バージョンでテンキー無しのMagic Keyboardを出してほしいところである。

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横からのショット。このようにバージョン1では背が高いので、パームレストが無いとちょっと辛い。

USB-Cで接続できる。充電もそこから行う。Bluetoothで接続可能。

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スイッチは日本語だと茶軸と呼ばれる、他のスイッチタイプと比べて優しい音が特徴と言われるものを選んだ。 実際に打ってみると、まさにキーボードという感じの音がして心地よい。 キーストロークApple純正に比べて非常に深い。 ペタペタキーボードしか使ったことが無い人は少々戸惑うところかもしれない。

キーキャップを全てダークグレーに揃える

デフォルトではキーキャップがダークグレーとグレーの二色構成。 しかし裏技で、別売りのキーキャップセットを買うとこのキーキャップの色を統一する事ができる。 なぜなら、アルミフレームタイプは配色が他のタイプとは逆なのだ。 別売りのキーキャップセット($19)を併せて購入することで色違いが手に入る。 なので、一部を入れ替えることでダークグレーもしくはグレーに全て揃えることが出来るのだ。

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早速別売りのキーキャップに入れ替える。こんな感じに、よりシックな印象になった。

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自分はLEDライトをピカピカさせるのにあまり興味が無い。

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どちらかといえばプレーンな白色で光らせたい。

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LEDライトの明るさは十分で、暗い部屋でも快適に打てる。 明るさはApple純正と同じ要領で調節できる。

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充電中なのでケーブルを繋いでいる。 とても見た目が良い。

半年使ってみた感想

既に自分のYouTubeチャンネルで何度も登場させているが、とても評判が良く、頻繁に「何のキーボードですか」と訊かれる。 手軽に人と違いを作ることが出来るので、ファッション性がとても良い。

ここでは、実際に半年使ってみてよかった点と悪かった点を紹介していきたい。

よかった点

打鍵感がとても気に入った。 これは完全に好みだが、やはりキーボードを打っているという実感がとても強い。 こちらに実際にプログラミングしている様子を撮影してみたので、タイプ音を確認していただきたい。

www.youtube.com

あと fnCmd キーのスワップなどは、Karabiner-Elementsというアプリで設定している。

karabiner-elements.pqrs.org

よくない点

Keychronはしばらく使用していないと、電池残量を節約するためにスリープする。 このスリープ状態からの復帰に1秒ぐらいかかるのが地味にストレス。 数時間とか放置すると更に深いスリープ?に入るらしく、復帰に3秒とかかかる。 不具合なのか分からないが、一向に接続されない事も無視できない確率で発生する。 Apple純正キーボードだと、いつ触っても瞬時に反応するので全く困っていなかった。 純正だけなにか特別な仕組みがあるのだろうか?サードパーティ製でもこの反応の良さが実現できればいいのに。

また、バックライトをオンにすると当然だが電池の消耗がとても早い。 1日使っただけで電池を使い切る勢いなので、今では全然LEDバックライトは使っていない。

右端に配置されている Page Up/Down、Home/Endキーは普段全く使わないので要らない。 右矢印キーの上にあるEndキーは間違えて押した時に画面がスクロールして飛んでしまうので少々厄介。 Endキーも右キーに割り当てれば解決するかな? この辺りは完全に個人の好みである。

他のキーボードも試したくなった

色々書いたが、Keychron K2は総じて値段相応に良いキーボードだと思う。 バージョン2ではBluetooth接続復帰ラグは改善しているのかどうか気になる。

さすがにキーボード自作までは興味無いが、もっと他のキーボードも試してみたくなった。 でもあんまりキーボードの種類を頻繁に変えるとタイピング速度に影響が出てしまので、慎重に決めたい。

ていうか、Apple純正キーボードを黒に染めてやろうか・・・

Keychron K2 Wireless Mechanical Keyboard (Version 2)www.keychron.com

追記

スリープを無効に出来るというリプをもらい、そういえば試したことなかったなと思って無効にしてみた。 無効にする方法は、

  • fn + S + O のコンビネーションを3秒長押しする

するとバックライトが点滅して、無効化された事を伝えてくれる。分かりやすい。 スリープモードを無効にした事で電池の減りが早くなることが予想される。 電池の残りを確認するには、 fn + B を押せばバックライトが光り、緑、青、赤の三段階でおおよその残量を伝えてくれる。

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