丁寧に手を抜く

頑張らない努力

LINEモバイルからUQモバイルに切り替えたら超快適になった

イギリスにはO2というモバイル通信事業者があるぐらい、ケータイの電波はもはや水や空気のように不可欠なものになっている。

カフェなどの出先で仕事をするような人の場合は、仕事道具という側面もあり重要だ。

ちょうど一年ほど前にIIJmioからLINEモバイルに乗り換えて快適になったという記事を書いた。 あれから人気が出てしまい回線が混雑したのか、通信速度が作業に支障が出るほど低速になって困っていた。 下り2.8Mbpsと、ADSL時代を彷彿とさせる速度で、自分のホームページすら開くのに時間がかかる有様。 IIJmioも当初は速かったと思うんだが次第に遅くなったし、どうやら格安SIMには鮮度があるようだ。

そこで先日このようなツイートをしたら、フォロワーさんが良さそうなSIM事業者を教えてくださった。この場を借りて感謝。

その中でも面白かったのが、毎日様々なSIM事業者の速度を朝昼晩計測している「格安SIMの通信速度計測」というサイト(@hirothingsさんThx)。 海外向けSIM販売事業者が神戸で独自に計測しているのでN=1だけど、とても参考になる。 LINEモバイルはやはり遅い様子。 そしてUQモバイルYモバイルが有望。 以下にスクショを掲載する:

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どちらも評判はよく、プランを比較してもぶっちゃけ大差ないので、直感でUQモバイルにした。 参考までにメモを載せておく:

  • Y!mobile

    • Mプラン
    • 9GB
    • 3,680円(税抜)
    • 国内通話無料(10分以内)
    • 留守番電話: 無料
  • UQ mobile

    • スマホプランM
    • 9GB
    • 2,980円(税抜)
    • 通話料 20円/30秒
    • 直近3日間に6GB以上の利用で通信制
    • 電話基本パック(留守電など): 380円/月
    • 家族用などでの子回線は500円/月を永年割引

速度は初期LINEモバイルを上回る55.6Mbps

上記のデータより大幅に上回る速度が出た。これは家で計測したので、おそらく人が多い駅などだともっと遅くなるだろう。

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でもLINEモバイルは家で計測したのにも関わらず2.8Mbpsだったので、20倍である。

しばらく使用してみて、また通信鮮度が落ちたら乗り換えを検討したい。

ウェブサイトのローカライズがひどい

一つ難点を申し上げるなら、それはサイトの作りが雑という点。

LINEモバイルはさすが普段アプリを開発している会社ともあってか、申し込みやアカウント管理のサイトの作りが素晴らしかった。

UQモバイルはどこか一昔前の匂いのするデザインで、表現も「契約一覧照会/変更」みたいに漢字が多めで堅苦しくて分かりづらい。

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LINEモバイルの方のデザインが断然垢抜けているのがわかる。例えば、色使いやマージンの取り方などに一貫性と配慮が感じられる。

ところで自分はパソコンの言語設定を英語にしている。 英語に対応しているサイトは自動で英語表記に切り替えてくれたりする。 UQモバイルはこの英語へのローカライズが中途半端で、申込画面である項目の選択肢が表示されないという致命的欠陥があった。 エラーメッセージがコードで表示されて意味がわからないという問題もあった。

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メニューは普通に日本語だし、いっそのことローカライズ対応をやめて欲しい。

仕方がないので普段使わないFirefoxを日本語設定にして、そちらで手続きをした。

ブラウザやOSの言語を英語に設定している人は注意。

それ以外は今のところ快適に利用できている。

今のSIMに不満を感じている方は、乗り換えを検討してみてはいかが。