丁寧に手を抜く

頑張らない努力

脱ステ脱保湿でアトピーが部分的に完治した

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どうもTAKUYAです。 脱ステ脱保湿シリーズ第4回。2018年7月から治療を始めて7ヶ月が経過した。早いもんですな。という訳で近況を報告したい。

  1. 2018-08-03 アトピー治療に専念している
    • 脱ステ・脱保湿に至った経緯など
    • 練馬は大泉学園にある藤澤皮膚科に通い始めた話
  2. 2018-08-20 脱ステ脱保湿のアトピー治療でいい感じに治ってきた
    • 主に理論を関連書籍などに基づいて自分なりに解説
    • 顔のリバウンド症状を写真と共に紹介
  3. 2018-10-03 脱ステ脱保湿で、ステロイドを塗っていた時より肌がキレイになってきた
    • 脚の症状の変化を写真と共に紹介
    • 辛いリバウンド症状を乗り越えるための工夫を紹介

ほぼ普通に生活出来るようになった

前回の記事から4ヶ月経つが、その間は波がありつつも大きくぶり返すという事は無く、順調に回復していた。 例えば口周りのフレーク(白いカサカサ)は目に見えて減った。 胴体の痒みは劇的に軽減して、引っ掻いて湿疹を作るような事がほとんど無くなった。 このお腹の写真を見てほしい。サラサラである!自分の肌を触って気持ちいいと思うなんて、何年ぶりだろう。 ピーク時はこんな感じ(2018年7月、グロ注意)で浸出液が出て全身真っ赤っ赤だった。 よく耐えた自分。拍手。すごいぞ俺。 今自分の裸を誰かが見ても、たぶん誰もアトピーだって分からないと思うぐらいに回復した。

手もめちゃくちゃ綺麗になった。7月のピーク時は腫れ上がってボコボコ(グロ注意)で、指先も痛くてパソコンのキーボードを叩くのすら辛かった。 ちなみに色素沈着は風呂に入ったら垢と一緒に取れた。

残りの症状としては、主に顔と頭。 顔の落屑はほとんど無くなったが、まだ赤ら顔で痒みも強い。 頭も毎朝すごい量の皮膚の粉が出るので、それをはたくところから一日が始まる。 それでも落屑は以前よりだいぶ細かくなった。 3〜4ヶ月前から抜け毛がすごくてこのままハゲるんじゃないかと不安になったけど、先月ぐらいから抜け毛の量は普通に戻った。

毎晩寝る前になると猛烈な痒みに襲われていたが、それも最近では落ち着きつつある。 布団の中で体が温まってくると痒くなる。そのせいで夜寝付けなかったり途中で起きてしまったりする。 その寝苦しさも徐々に和らいで、熟睡感を取り戻しつつある。 朝方まで眠れないなんて事は今では全然無くなった。 おやすみ、おはよう…眠れる喜び。

という感じで、最近はアトピー症状の回復によってQoLや作業効率が明らかに向上しているのを実感している。

生活スタイルは風呂なし・糖質制限・毎日運動

基本の生活スタイルは以前と変わっていない。 お風呂は月に2回ぐらい。皮膚科の先生にも水はできるだけ避けるようにと言われている。 入浴方法は、シャンプーもボディソープも使わない。 軽くシャワーで流した後、半身浴で20分ぐらいお湯に浸かるだけ。 そうすると面白いぐらいに垢が沢山浮いてくる。

糖質制限も続けている。 外出時はファミレスとかステーキ屋、焼き鳥屋とかで済ませる。 お菓子代わりにロカボナッツとチーズを食べている。 食費はどうしても通常の2倍ぐらいにはなってしまう。 顔と頭の症状が落ち着くまで続けるつもり。 寿司くいてえ。

軽い運動も毎日続けている。詳しくは次項。

冬でも手軽に汗がかける「バーピー」

いままでは4〜6kmぐらいを毎日ジョギングしていた。 でも冬は寒くてあまり汗がかけない。 そこで最近試しているのがバーピーという運動法。 バーピーは1930年に開発されたエクササイズ法で、以下の動画みたいなやつ:

www.youtube.com

科学的根拠に基づく健康法の紹介で有名なパレオさんの記事によると:

バーピーってひとつの動きで、脚、体幹、二の腕などにまとめて刺激を与えられるんですよね。そのうえジャンプで心肺機能も鍛えられるんで、まことに効率が良いエクササイズなわけです。

実際にやってみると、10回やっただけで心臓バクバク。 SITというインターバル運動法と組み合わせると更に効率がいい。 自分は1分間バーピー → 2分休憩を2セットやっている。

やった後はもうクッタクタ。 温かい室内でやると、すぐに汗もかけて効率的。

藤沢先生曰く汗は皮膚の治癒を促進してくれるので、アトピーにも良いというわけ。 体も鍛えられて一石二鳥。 さらに、筋トレするとテストステロンの分泌量が増えるので、やる気も増加する。 つまりメンタルにも良い。

マルチタスクをやめてストレスを減らす

イライラすると無駄に掻きむしってしまう。 そんなストレスは出来るだけ少ない方が良い。

現代はテレビやらスマホやらで特に余計な刺激が多い。 なんとなく漠然とある不安や焦りの原因はマルチタスクで、それはスマホ依存やSNS依存によるものが大きいと言われている。 そういう余計なストレスを出来るだけ減らして、自律神経を整えることはアトピーの治療の助けになる。

その方法はマルチタスクをやめてシングルタスクになること。 つまり何か一つのことに集中する時間を出来るだけ多く持つということ。 例えばパソコンやケータイから離れて、30分以上かけてじっくり本を読んだりボーっとすると精神が落ち着く。 そしてSNSYouTubeなどの刺激の強い情報にはあまり触れないように心がけると安息が得られる。 なんとなくTwitterを開く癖をやめる。 うっかり開いてしまった時の悪影響を最小限に抑えるために、ワードミュートを設定したりネガティブな人をアンフォローする。 しばらくすれば気づくはず。 あぁ、別に情報を必死に追っかけなくても生きていくのに何ら支障は無いんだ、と。

そうやってリラックスできる瞬間を増やしていけば、掻きむしる頻度も自然と少なくなる。

完治が見えてきた

という訳で、環境の変化や季節の変化はありつつも、順調に回復している。 本当に良かった。 たぶん完治すると思う。 嬉しい。

体を大事にしてゆっくりマイペースに生きて行きたい。

この記事が誰かのアトピー治療の参考になればこの上ない。 たまに役に立ったよとわざわざ連絡をくださる人がいる。 ありがとうございます。 みなさんの治療が成功することを祈っている。

Peace!


次回: 脱ステ脱保湿でアトピーが治るまでの初期の症状変化記録まとめ