まるで台湾版の尾道 - 台湾・九份の路地裏と猫
どうもTAKUYAです。台湾旅行の話。
九份は表裏の顔がとてもはっきりしている。 前回の記事の通り、九份老街はザ・観光名所って感じ。 しかし繁華街からちょっとでも外れると突然誰も人がいなくなり、代わりに地元の人や猫の生活を垣間見ることができる。
台湾版の尾道
入り組んだ地形に所狭しと並ぶ家屋の光景は、広島の尾道を連想させた。猫もたくさんいたし。
めっちゃいっぱい生息している。
店舗の屋上で気持ちよさそうに昼寝していた。
ポッカリあいた廃墟
裏道を歩いていると、突然歯抜けのようにポッカリと空いた空き地に出くわした。
傾斜が激しい土地なので、ガラスの抜けた窓から中を覗き込むと実は2階建てだったことが分かる。
中は雑草が生い茂って小さなジャングルのようだった。
にじみ出る年季
九份では新築とおぼしき建物は1つも見当たらなかった。全ての建物に年季を感じた。
エアコン室外機にレンガの屋根が丁寧に付けられている。面白い。かつての三洋電機製。
いい天気。
元々は協会だったのだろうか。
民宿へと続く階段。
九份老街へと続く階段。このように、表通りと裏通りが潔いほどにハッキリ分かれている。
路地好きにはたまらない
入り組んだ地形、所狭しと並ぶ家屋、ポッカリ空いた土地、そして静脈のように行き渡る路地・・。
街の裏の顔というのは、ジャケットの裏にひっそり入れた刺繍のようにクールだと思う。
なぜなら九份であれば観光地としての表の顔を、自ら主張することもなく支えているからだ。
物事の陰陽をこうやって眺めるのが好きだ。
九份はそんな路地好きにもオススメできる街だ。