丁寧に手を抜く

頑張らない努力

iPhoneケースで経年変化を楽しむ

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自分の好きなコンセプトに「経年変化」が挙げられる。英語ではPatina(パティーナ)と呼ぶ。

デジタルの世界ではなかなか味わいにくい要素だ。 ビットはいつだって0か1しか表現しないからだ。 それでも、使い込むことで手に馴染む感覚や、蓄積されたデータがもたらす新たな発見、時間をかけてカスタマイズした設定も、一つの経年変化と呼べるだろう。 なぜなら、それらは一人ひとり違う結果をもたらすからだ。 自分の作っているノートアプリも、経年変化が味わえるアプリの一つだと思っている。

ところで、新しく買ったiPhone XSはゴールドを選んだんだけど、正直いってあまりときめかなかった。 色味が思ったより落ち着いていてピンクがかっている。あまり好みではない。これなら白か黒を選べばよかった。 あと、テーブルに置いた状態で操作すると、背面の出っ張ったカメラが隙間を作って、タップするたびにガタガタ鳴って揺れる。 この2つの不満点を解決すべくケースを買うことにした。

選んだのはApple謹製のレザーケース。 色はサドルブラウンを選んだ。

www.apple.com

レザーだから、使い込んでいくうちに色味が変わって味が出る。 スマホのケースにレザーを選んだのは初めてなので、その経年変化が楽しみでしょうがない。

Oliurというロンドンのデザイナーが、同じケースを8ヶ月使い込んだ結果をYouTubeで紹介していた。 これがかなりかっこいい。傷すら味になるのがレザーの良さか。

www.youtube.com

最低でも1年は使うから、変化を見るためにも記録として今の状態を写真で残しておこうと思う。

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エッジに埃が溜まりやすいかも

下の写真をご覧になると分かるが、ケースの高さがiPhoneのサイズよりも大きめに作られているので、画面を包み込むように少しはみ出ている。

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この出っ張りは落とした時に画面を守ってくれそうな利点がある反面、少し使った感じではこの隙間に埃がたまりやすい。 なので、定期的にはずして掃除してやる必要がありそうだ。

10万以上もする高級品だから、大事に使いたいと思う。 8ヶ月後が楽しみだ。