丁寧に手を抜く

頑張らない努力

ネットのレビューサービスに頼らずに良いモノやお店を見つける方法

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どうもTAKUYAです。

通販をはじめ、飲食店や観光地、アプリ、サービス業の店員など、今やあらゆるものが評価付けされ星マークが付いている。 数年前まではその情報を鵜呑みと言っても過言では無いぐらいに信用して行動していた。 でもここ最近の自分の消費行動を決定する情報源として、そういうネットの評価情報は自分の中で一つ格下げされている。 具体的に言うと、食べログAmazonなどのプラットフォームが提供する評価情報は、「よっぽどのハズレ」を引いてしまわないための予備的なチェック項目に過ぎなくなった。 それらプラットフォームの評価情報はバイアスがあり、ハックされているからだ(特に大衆向けのモノやサービス)。 Google検索もだいたいSEO対策されているから、順位が上だからといって特段に信用しようとは思わない。 でもよっぽど酷いお店や商品だったら消費者も黙っていないので、評価に反映されるだろうと考えて参照している。

では新しい商品を見つけたり、良さそうなお店を探すにはどこを見ているか。 自分は、専ら自分と興味関心の似ているインフルエンサーをフォローして、その人たちが発信する情報を参考にしている。 例えばInstagramTwitterYouTube、あるいはブログで好きな人をフォローする。 好きな人を見つけるきっかけは、タイムラインにたまたまRTで流れてきたとか、おすすめや関連、あるいは検索で引っかかったとか。 そういう人が実際に訪れたり、試したりした上でおすすめしてくれるモノに興味が湧くことが増えた。 ちなみにインフルエンサーと言っても、別に購読者数やフォロワー数は関係なくて、あくまで自分にとってのインフルエンサー(影響力がある)という意味である。 いい情報を発信しているなら、社会的影響力は関係ないと思っている。 あと応援したくなる。

今の女子高生はウェブ検索しないらしいが、その気持ちが今ならよく分かる。 まぁ、そんな自分もたぶんちょっと遅れているような気もしている。 インフルエンサー市場は既に巨大だし、彼らを起用したマーケティングも巷で沢山見かけるからだ。 もっと新しい情報発掘のしかたが水面下では発明されているかもしれない。

しかし今のところは上記に述べたような方法で新しいものを見つけている。 もちろん、インフルエンサーからの情報で網羅できる訳ではないので、今でもレビュー情報に頼る時はある。 それでも今後、レビュープラットフォームはより苦戦を強いられるのではないだろうか(食べログスコア問題もあるし)。 ネットリテラシーとして、余計な利害関係やお金が介在しないオーガニックな情報を得るためのスキルが少しずつ必要になっているように感じる。

ではそのようなオーガニックな情報をどうやったら効率的に得られるだろうか。 一つは、自分から興味関心のあることを発信することだろう。 例えば、自分はカフェ巡りが趣味なので、そういった情報をこのブログで発信することが多い。 そうすると、同じように好きな人がいいカフェを教えてくれたりする。 最近FUJIFILMのカメラを買ったのでその事について書いたら、同じFUJIFILMユーザの方がフォローして下さったりした。 情報はお金と一緒で、たくさん流通しているところに集まるものだ。 その好循環を自分で作り出せばいい。 しかし多大な労力と時間がかかるので手軽とは言えない。

もう一つは、インフルエンサーを応援するという方法。 興味関心が似ているなと思う人を見つけたら、その人の発信する情報にイイネしたりコメントしたりして褒めるのだ。 そうすればインフルエンサーの人も喜ぶしやる気が出るので、より多くの情報を引き出すことができる。 質問してみたり、発信してほしい内容をリクエストしてみるのもいいかもしれない。 これも、なかなか根気がいる手段ではある。

最後は、足を使う方法。 特定のコミュニティに属してみたり、現地の人に話を聞いたり、詳しい人と仲良くなって話を聞いたり。 今のネット時代でも、オフラインの情報というのは貴重だ。 雑談がてらポロっと出た話が実はすごく面白かったりするものだ。 つまりは積極的な情報交換である。 ただし、自分のような引きこもりコミュ障には向いていない。

以上パッと思いつくものを列挙してみた。 結局、より良い情報に辿り着くにはそれなりの工夫とエネルギーが必要のようである。 そして大事なのは、テイカーよりも何らかのギバーになる事だと思う。 手軽に得られる情報ほど、ハックされている可能性が高い。 もし他にもいい方法があれば、ぜひ教えてほしい。