丁寧に手を抜く

頑張らない努力

AI家電を買い揃えたら可処分時間が大幅に増えて幸せになった

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どうもTAKUYAです。

今流行のAI家電。AIの定義は置いといて、ここでは「日々の家事を自動化して楽にしてくれる家電」の事とする。

普通の家電と比べて値段も高かったりしてなかなか気軽に手が出せるものではない。

今年の結婚に伴う引っ越しで、いい機会という事でケチらずにいい家電を揃えてみた。

その結果、費用をゆうに上回る効果が得られたので「2019年に買ってよかったもの」としてまとめたい。

まず買って良かったものを列挙する:

  1. 掃除ロボット: ルンバ960 R960060
  2. 食洗機: パナソニック NP-TCR4
  3. 洗濯乾燥機: Panasonic NA-VG730R-S
  4. オーブンレンジ: ヘルシオ AX-XW500-W
  5. 自動調理鍋: シャープ ヘルシオ ホットクック KN-HW16D-W
  6. 自動圧力IHなべ: EL-MB30
  7. 人感センサー付き電球

最後に実際の電気代や災害対策についても言及する。

ではそれぞれレビューしていく。

掃除ロボット: ルンバ960 R960060

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もはや家庭の定番になった掃除ロボット

買って間違いなかった。

できるだけ上位機種を買うことをおすすめする。

自分の買ったタイプは掃除した部屋のマップをアプリで確認できる。

たまにドアにひっかかってうまく他の部屋まで行けなかったりする。

そんな時にマップ機能は便利。

Google Homeと連携させて、いつも出かける前に「ねぇグーグル、ルンバつけて」とお願いしている。

ルンバのお陰で部屋に物を置きっぱなしにしない習慣もできた。

ルンバファーストの家具の配置にもなる。

難点は、ラグ選びに失敗すると、延々と毛を吸い取ってスタックしてしまうところ。

せっかく良いラグを買っても食いむしられるハメになる。

ルンバも行けるオシャレなラグとなると一気に選択肢が狭まるのも悩みポイント。

あと、ルンバだけでは細かいところまで対応できないので、別途コードレスの掃除機を購入した。

とはいえ、掃除の時間を大幅に削減してくれるので必需品だ。

食洗機: パナソニック NP-TCR4

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個人的に、食器洗いは家事の中でも特にだるい作業。

その苦しみから開放してくれるのが食洗機。

食洗機用の洗剤は強力らしく、場合によっては手で洗うより綺麗になる。

ただし難点は複数ある。

まず音が超うるさい。稼働時間は乾燥を除くと1〜2時間ほどかかる。

その間、かなりの騒音が響き渡ることになる。

実家はキッチンのビルトイン式の食洗機なんだが、それは凄く静かだった。

なので外付け式がうるさいようだ。吸音マットを敷くなど、置き方を工夫するべきかもしれない。

あと、ルンバのラグ問題と同様に、食器選びも制限される。

高温で洗浄するため、対応していない食器は最悪溶けたり塗装が剥がれる恐れがある。

でも意外と対応している食器は沢山あるので、少なくとも全然売ってなくて困るという事はない。

ただ、見た目にこだわる人は苦労するだろう。

それから、ギトギト汚れはあらかじめ手でゆすいでおかないといけない。 どんな汚れも落としてくれる訳ではないので注意。

内部にロボットハンドでも付いてゴシゴシやってくれるようになったら革命だと思う。

工事費がボッタクリだが、その価値がある事は間違いない。

洗濯乾燥機: Panasonic NA-VG730R-S

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乾燥機能の付いた洗濯機。まじで不可欠。

洗濯物を干すのって、部屋とサニタリーを往復するのでめっちゃ手間。

だから干す必要がないのは時間と労力の大開放に値する。天気も気にする必要がない。

朝起きて洗剤入れてボタンを押下するだけ。

難点としてはやはり衣類が痛みやすいという事。

衣類買い替えのサイクルはやはり早くなってしまう。

おしゃれ着や布団系は非対応なので、諦めて外に干す。

あるいは浴室乾燥(まだ使ったことないけど)。

総じて満足している。

オーブンレンジ: ヘルシオ AX-XW500-W

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自動調理機能がついたオーブンレンジ。

勝間和代氏を見習って脱コンロ生活を試みるべく、こちらのヘルシオを購入して実践してみた。

コンロ置き場にヘルシオを設置したら、シャープ公式さんに「置き方が斬新」と褒められた。

一年近く経過したが、結論としては全然これで暮らしていける。次に紹介する自動調理鍋と組み合わせれば利便性倍増。

詳しいレビューは過去の記事を参照されたい:

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難点としては、火力が求められる系の料理は出来ないのと、途中で混ぜたりが出来ないので少し火の通り方が独特な感じ?になる。卵焼きとか。

加熱時間が自動で計算されるが、稀に肉を焼くだけなのに15分とか出て、丸焦げにされたりするので全面的に信用はできない。

しかしコンロと比べて放ったらかしにできる点は大きい。別の作業との並行処理が捗る。

なんかAI機能の一つで「おいしくなりますように♪」とかよく喋るんだけど、うるさいのでオフにしている。

自動調理鍋: シャープ ヘルシオ ホットクック KN-HW16D-W

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上記ヘルシオの仲間の、自動調理機能がついた鍋、ホットクック。

主に味噌汁を作ったり、ブロッコリーなどの野菜を無水調理するのに使っている。

こちらも放ったらかしで調理できるので我が家の必需品となった。

シチューとか超楽。まじで具を入れるだけでほかは何もしなくていい。

難点としては、鍋とはいってもテーブル中央に置いてしゃぶしゃぶみたいな鍋料理をするのはキツイという点。鍋パは出来ない。

ヘルシオとホットクックを導入して起きた最も大きな変化は、多少やる気が起こらなくても自炊をするようになった事だ。

だって具を入れるだけだから。

添加物まみれの惣菜から開放されるので、食生活が健康的にもなれる。

あと料理が下手とか上手いとかいう腕の概念が薄くなる。料理に苦手意識のある人におすすめしたい。

自動圧力IHなべ: EL-MB30

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こちらは象印の製品。主に妻が炊飯器として使っている。

自分は糖質制限生活を経て米を食う習慣が無くなったのでたまにしか食わない。

こちらも圧力鍋としてオカズをたまに作ったりする。パスタも作れる。

難点は、開始した時に鳴るメロディーがクドくて気に入らない点。妻は気にならないらしい。

象印 圧力IHなべ ボルドー EL-MB30-VD

象印 圧力IHなべ ボルドー EL-MB30-VD

  • メディア: ホーム&キッチン

人感センサー付き電球

電気の付け消しって自分としては面倒で負荷の高い作業だと思っている。

なので玄関をはじめ、廊下からトイレ、サニタリーも全部人感センサー付きの電球にした。

勝手に点いて勝手に消える。消し忘れからの開放。まじで楽。

安くないが、間違いなく価格分の価値はある。

電気代は普通

これだけ家電を使っていたら電気代もさぞかし高いんでしょうと思われるかもしれない。

月別の実際の推移は以下の通り:

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安い月で6千円台、最も高かったのは真夏の9月で11,903円。

つまりほぼ空調に左右される、他の家庭と対して変わらない額だった。

総務省統計によると2018年の二人暮らしの電気代の平均は9,559円との事だから、むしろ平均より安いかも。

普段は24時間iMacをつけっぱなしにしていたり、自分は在宅でよく仕事するので、もっと使っていてもおかしく無いんだが。

ちなみにガス代はこんな感じ:

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総務省統計によると2017年の近畿での二人暮らしのガス代平均は5,180円との事なので、こちらも今のところ平均より安い結果に。

ガスの使い所としては給湯器なので、寒い時期は高くなりそう。

災害対策をしっかりしておく

ここまで紹介してきてお気付きの通り、生活が完全に電気エネルギーに依存している。

もし災害時に停電したら全て動かなくなってしまうので危険。

そういう時のために、カセットコンロは最低でも用意しておくべき。

その他、パソコンなどが少しでも長く使えるように以下のようなポータブル電源を買っておいた:

楽できる方法があればどんどん導入する

人生は一度きりだし時間は失ったら二度と返って来ない。

そんな貴重な時間を増やしてくれるのがAI家電だ。

可処分時間が増えるのなら、多少値段が張ってもどんどん導入したい。

以上、今年買ってよかった家電まとめでした。

バルミューダの空気清浄機や加湿器も買って満足しているけど、自動化とは趣旨が異なるので今回は省いた。

ではでは良いお年を。